Kさんは、現在63歳。
定年後の仕事を探したけれど、
自分に合う求人が無かった といいます。
求人サイトやハローワークでは
50代の求人ならあるようですが、
アラカン世代・60代ともなると無い
…と言っても過言ではありません。
店内に貼られた求人のPOPにも
55歳まで とか
59歳まで など
雇い入れる年齢に
上限を設けているのを見かけます。
自分が若かった頃を振り返れば
50代60代は高齢・老齢に思えましたし
求人の年齢制限など
自分には関係ないように思えたものです。
55歳まで 59歳まで という数字を
気にも止めませんでした。
Kさんは、在宅で仕事をしたいと考え、
求人サイトを探しましたが
仕事は見つからなかったそうです。
世の中の会社からは
シニア世代への求人は無いのだと知り、
Kさんは自分で仕事をつくるしかないと
「腹をくくった」といいます。
60代のKさんの経験談が
独立や起業を考えるあなたへの
参考になれば嬉しいです。
3分で読めますので
ぜひ、読んでみてください！
Kさん、変わらずおしゃれですね！
60代になんて思われないでしょう？
ありがとう。そう思うのは
あかりさんも同年代だからよ（笑）
自分では若いつもりだけれど
…60代というのは事実だし、
体力も活力も
若い頃のようにはいかない。
若い頃のような無理もきかないし、
無理をしてでもやれる気力は
奮い起こせません！
同感です。
無理してまでやるには理由が要る。
若い頃は、先の人生を考えると
今がガンバリどころだって思えて、
「将来のために」と無理もできた…
定年退職の年齢になると
体や心にムチ打ってまで働こうとは
思えなくなる…。
そうよ～、ガンバルどころか
世の中・社会・働く場から
60代は求められてないんだもの、
「もう働かなくてもいいですよ」
って言われてるのよ。
…だけど、働かないと
お金が足りない！
年金だけじゃ暮らせない！
というのが現実。
そうなんです。
働かなくていいって言われても
働きたい事情があるワケで…
例えば、80歳までには
あと20年くらいの時間がある。
私たちの人生、
まだまだ先も長いんです(笑)
長いよね～(笑)
働きたいのに求人がないなら、
自分で仕事つくればいいと思って。
今ここから10年あったら
自分ひとりで仕事を立ち上げて
ひと仕事やる時間もあるって
思えたの。
それではKさんに、
どんなふうに考えて
起業したのかを尋ねていきます。
まず考えたのは
年齢がマイナスしない仕事。
求人を探していたときに
60代だということが
年齢のカベのように感じられて…
経験やキャリアまで
否定されてるみたいに思えたの。
だから、年齢に関係なく
自分を活かせる仕事を探した。
だって、この先5年10年て
仕事を続けていきたいんだもの、
やってるうちに自分も成長出来たら
もっといいな、とも考えたわ。
起業してみて、実際どう？
起業して…ていうよりは
ひとりで仕事しているだけなので
気楽に仕事させてもらってる。
通勤時間も必要ないから
一日の時間を有効に使えるし、
家のことも優先できるから
家族にも喜ばれてるし。
収入がある分、
贅沢まではいかなくても
自由になるお金もあって
生活を楽しめているそうです。
何より、自分の力で
好きなことを仕事にできてる実感が！
起業して良かった！
Kさんの仕事は
経験やキャリアを活かしたもの？
いいえ、新たに資格を取ったの。
会社での仕事は営業事務だもの、
活かすのは無理だったので
興味のあった資格取得に
チャレンジしたのよ。
新しく学ぶことも楽しくて、
資格を活かした起業にしたの。
新しい仕事ですね！
定年退職して、
人生にひと区切りついたというKさん。
新しい仕事の方が
しっくりくるといいます。
仕事は自分でつくるしかない！
年齢のカベなんて、ぶっ壊して
進めばいい！という言葉に
新たなパワーをもらいました！
