ひとりで起業したい。自宅で働くメリット・デメリットは?

Rさんは56歳。
契約社員として働いてきましたが、
自宅でひとりで起業したいと
考えているそうです。

自宅で開業するというのは
実は昔からある起業方法。

昭和の頃は、自営業といえば
“自宅の一部をお店にして商売する”
というスタイルでした。

起業する というと
オフィスを構えて、看板を掲げて…
というイメージがあるようですが、
“自宅を仕事場にする”こそが
昔ながらの典型的な起業のカタチです。

起業するからといって
大きな事業を目指すわけではなく、
“こじんまりと働く”というスタイルを
好ましく思う人も多いのでは…?

仕事のスタイルも、起業の目的も、
人それぞれですからね。

Rさんが気になるのは
自宅で働くメリットとデメリット。

今ある自宅スペースを使う起業は
最小限で、低リスクで始められるため
メリットのほうが多そうですが
デメリットになりそうな点もあります。

自宅での起業を考えてるあなたにも
参考になるところがあるはず。

3分で読めますので、ぜひ
ご一読くださいね。

Rさん

自宅で教える…という形で
仕事をしたいと思っています。
気になってるのは
自宅で働くのが
ホントにうまくいくのかな、と。

あかり

先にデメリットというか
心配なことについてお話しますね。

1つ目は、
生活と仕事の切り替えのこと。

仕事先に出かける場合は
移動している間に
仕事モードに切り替わりますが

自宅ではテンションを上げづらい、
仕事に集中しづらいなど
気持ちの切り替えが難しい。

Rさん

…そうですね。
ドア1枚で気分を変えるのは
難しいですよね。

あかり

解決策としては…

仕事スイッチが入る曲を決めて
仕事モードのスイッチを入れる。

…これ、効きますよ~!

それから、
生活のものや洗濯物などは
目につかないところに整理する。

逆に仕事のものは
生活スペースに持ち出さない。

…など、生活と仕事に
区切りをつけることです。

Rさん

うーん「ま、いいか」って
なりがちですものね。

あかり

たとえば
「おいしいパンなんだけど
小ぎれいじゃないな」と感じる
お店がありませんか?

Rさん

あー、ありますね。
売ってるものおいしいのに
なんかホコリっぽい感じで…。

店きれいにして並べ方変えたら
売上倍増しそうなのに…
なんて思ったりします。

あかり

商売へのモチベーションや
日々の緊張感を保っていないと
「ま、この程度でいいや」と
掃除が行き届かなくなったり、
店内が雑然となるもの。

同じように、
自宅で仕事していると
仕事も家事も
区切りがつかなくなったり、

服装やメイクにも
気を使わなくなりがちです。

Rさん

出かける機会が減るので
運動不足にもなりそうです。

あかり

そのとおりですね。

通勤時間がないのは楽ですが、
同時に歩く機会も運動量も減り、
姿勢が悪くなったり、
ガチガチに凝り固まりますよ。

運動習慣をつけていきましょう!

Rさん

通勤って嫌ですけど
効果もあるんですね…

あかり

通勤時間は
プライベートと仕事を分ける
切り替えタイムでもある。

ところが、
自宅を仕事場にすると、
「いつでも仕事できる」状態に。

「午後6時以降は仕事しない」
「日曜日は仕事しない」など
自分の勤務時間を決めておくのは
集中して仕事するためにも
自身の健康のためにも
大切な決め事です。

Rさん

自宅で起業するメリットも
ありますか?

あかり

もちろん!
メリットもありますよ!

自宅で起業するメリットは
まず、店や事務所の賃貸契約等
初期費用が抑えられること。

ひとり起業だから
人件費は自分の分だけ。
家賃もないので、固定費も
大幅に抑えられますね。

Rさん

そうですね。
出費はできるだけ抑えたいと
思っているので。

費用の面でのメリットは
とても助かりますね。

あかり

移動時間や通勤時間もないから
その時間を仕事や家事など
有効に使えますし。

1日のスケジュールを
自由に組めるのも
メリットだと思います。

Rさん

自由な時間もつくれますね!
自宅での仕事を進めたいです。

あかり

自宅スペースと仕事場、
家族と自分自身、
プライベートと仕事時間…

しっかり使い分けして
良い仕事をしてくださいね。

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